高校卒業後の進路として、トヨタ東京自動車大学校にいくか就職するか悩んでいた時期父親の進めもあり、多摩オートサービスを見学し自由な社風・先輩方の気さくな対応に魅力を感じ、入社を決意しました。
高校は普通科だったので、入社後3級自動車整備士、2級自動車整備士の資格を順調に取得していきました。
トラック整備を中心に作業してきましたが、5・6年前「鈑金・塗装をやってみないか」と先輩から言われ、軽い気持ちで引き受けました。
当初見よう見まねで対応していましたが、これがなかなか上手くいかず苦労しました。
整備ではそんなに苦労せず順調に作業できていた(自分判定ですが。。。)ので、余計「こんなはずじゃない!」という気持ちが強くなりました。
そこからは貪欲に知識を吸収するため、先輩だけにと止まらず他社の知り合いにも色々教えてもらいました。
塗装は経年劣化で色が微妙に変わってくるので、同じ色を調合するのが非常に難しいのですが何とか試行錯誤しながら、完璧を目指しています。
幸いな事に息子も車が大好きで、イベント(モーターショーや、展示会)等も一緒にでかけていたのですが、最近はこういった状況(コロナ禍)なのでイベントも軒並み中止・延期で寂しい限りです。
まあ、明けない夜はないと信じて辛抱強く待ちます。
今子育て真っ最中なので、ミニバンに乗っていますが個人的にはスポーツタイプ(当然マニュアル)車に乗って、親子でドライブ&整備が出来る日を夢見てます!
振り返ると入社から35年(令和3年時点)あっという間だと感じる半面、様々な出来事もあり長がったと感じる思い、正直複雑な心境です。
代表の矢野とほぼ同時期に入社し、当初は右も左も解らない状態でしたが、先輩方の厳しくも的確な指導のおかげで、いっぱしの整備士になることが出来ました。
整備の仕事も多くの経験をつみ、一人前のお墨付きを貰った頃、路上故障・出張修理をやるようになりました。
現地作業という事でなかなか思うようにできない事もあり、お客様を待たせたりミスしたことも正直ありました。
ただ、ミスに対し真摯に反省し誠実に対応したことで、お客様から信頼を得られた部分もありました。
そういった事で、お客様と接する機会が多くなり人脈も広がって来たこともあり、それが活かせる法人向け営業をする事になりました。
整備の現場から営業、経理部門、そして遂に工場長という立場になりました。
これからは代表の矢野と共に、まだまだ精進してまいります。
まとまった休みが取れる時は、妻と二人で全国を「く・る・ま」で回ってます。
きままな二人旅なので、宿が取れないときは車中泊、各地の観光地をのんびりと。
美味しいもの食べ、地元の人とふれあいながらの楽しい旅です。
ひとつ拘りがあって、遠い場所(北海道・九州)を先に行くようにしてます。
やはり年をとると、長距離運転は体力的に辛くなると思うので。。。
まずは遠いところを攻めてます。